王子コンテナーでは、製品に使用する素材と製造工程で発生する廃棄物の安全性を確保するために、さまざまな取り組みを行っています。さらに安全性に加えて、廃棄物の発生抑制と再資源化を促進し、環境に配慮した資源循環型社会の実現に貢献しています。
原材料への有害物質の混入を防止するために、新たに購入するメーカーに対して新規使用原材料安全シートの提出を要請。各工場内の安全環境室及び本社安全部・環境部にて厳格な審査・評価を実施し、安全性の確保に努めています。
段ボール製品の生産工程では、段ボール古紙等の再資源化物、インキ、糊などの産業廃棄物が発生します。古紙、廃プラ等は、リサイクルシステムにて再資源化され、工場排水に関しては、各工場内に設置した工場排水処理システムにて浄化処理後、安全な状態で排出しています。
- 工場排水システムの設置
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各工場敷地内に、インキ・糊などの生産工程で発生した工場排水を確実に浄化する排水処理システムを設置しています。
- 定期水質検査の実施
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排水処理システムにて処理された工場排水及び周辺の水質に対して、安全性を確認するために定期的な水質検査を行っています。
- ばい煙測定の実施
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各工場から大気へと放出されるばい煙に関しても、周辺環境への影響を考慮し、定期的に測定を行っています。