当社は、全国段ボール工業組合連合会の段ボールに関する自主行動計画(※)に則り
<3R>に配慮した製品づくりに取り組んでいます。
※3R推進自主行動計画(2020年度目標)
・リデュース:1㎡あたりの重量を2004年実績比で6.5%軽量化する。
・リサイクル:回収率95%以上を維持する。
・識別表示の推進:表示率90%以上の維持・向上に取り組む。
製品に使用する材料の低減は、材料減による省資源化のみではなく、製造時のエネルギー削減、廃棄物量削減などにも大きく寄与します。王子コンテナーでは、事業活動による環境負荷のさらなる低減化を目指し、製品のリデュース(軽量化)への取り組みを続けています。
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OFLK120g/㎡、OFLC120g/㎡ライナとOFLM120g/㎡中芯があります。軽量原紙を使用することで、紙の使用量を削減でき、資源の有効活用と環境に配慮した包装を提供します。
段ボールは何度も生まれ変わります。 使用済み段ボールは、リサイクルシステムにより、再度、段ボール原紙の主原料としてリサイクルされます。そのリサイクル率は95%以上と非常に高い水準であり、さらなるリサイクル率の向上を目指しています。また、 段ボールのリサイクルマーク表示率についても90%以上を維持しています。
段ボールのリサイクルマーク
「機能性もアップして環境にもやさしい」製品の開発に取り組んでいます。 防湿性、耐水性など、段ボール製品は機能性薬剤等の塗布により、さまざまな機能を実現しています。王子コンテナーは、環境対応への取り組みを強化し、原紙開発・加工から全ての工程を通して、製品のリサイクル性が失われることのないよう配慮した、環境にやさしい製品開発に取り組んでいます。
廃棄物も有効に再生利用。循環型社会の構築に寄与しています。 廃棄物の再資源化ヘの取り組みとして、茶殻など、本来は肥料等にしか再利用出来ない食品廃棄物の有効利用に取り組んでいます。廃棄物を有効利用することで、廃棄物の再資源化と製造時の製紙原料の低減を実現し、ロスの無い循環型社会の構築に寄与しています。